
仕事と育児、そして勉強。
常にマルチタスクに追われて、「何から手をつければいいの?」とフリーズしてしまうことはありませんか?
CADオペとして働きながら、通信制大学で建築を学ぶ社会人学生です。
育児のすきま時間に、少しずつ学び直しを積み重ねています。
この記事では、脳のメモリを空けて、心にゆとりを作る仕組みについて書いてみました。
常に「やらなきゃ」が頭の中を占領している状態をどうにかしたくて、ふと手に取ったのが『なぜあなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』という本。
Kindle Unlimitedで読めることもあり、軽い気持ちで読み始めました。
そこに書かれていたロケットスタートという考え方が、私の日常を救ってくれるヒントになったのです。
仕事が終わらない本当の理由
この本が提唱しているのは、根性論ではなく「仕組み」による効率化です。
特に印象的なのが、ロケットスタート時間術という考え方。
- 締め切り間際に頑張るのではなく、最初の2割の期間で仕事の8割を終わらせる
- 「2割の時間で8割仕上げる」スピード重視の姿勢
締め切り=約束の時間ではなく、自分の中にさらに余裕を持つことが成功の鍵だといいます。
でも、分刻みで働くビジネスマンの技術が、私たちのような予定通りにいかない育児中の生活に通用するのでしょうか?
私なりに解釈して取り入れてみたところ、意外な効果がありました。
家事のコツは脳のメモリを空けること
本の中にある「すぐやる」精神を、まずは身近な家事に置き換えてみました。
例えば、保育園の料金納入や提出書類の作成。
月末までの「いつやってもいい」タスクですが、届いた瞬間に終わらせるようにしたのです。
覚えておくための脳のメモリを解放するためです。
「あれやらなきゃなー」と頭の片隅に置いておくだけで、エネルギーは無意識に消耗されてしまいます。
届いた瞬間に片付けて脳を空っぽにすれば、すきま時間の勉強にぐっと集中できるようになりました。
提出し忘れも減って一石二鳥です。
課題も仕事も「8割で出す」が正解
仕事や勉強でも、完璧主義を捨てました。
早めに、8割の完成度で出すことを意識しています。
設計は手戻りありき
以前、仕事が8割ほど進んだ段階で、子どもが急に発熱してしまったことがありました。
締め切りが迫っていたため、そのまま提出し、事情を伝えて休ませてもらうことに。
結果として、全く問題になりませんでした。
そもそも建築設計の世界は、手戻りが当たり前です。
何度もやり直しながら形にしていくもの。
次の修正のタイミングで、自分が間違っていた部分に赤が入っただけのことでした。
赤を入れてもらうためのベースを早く作る。
時間が余れば、残りの2割をゆっくり完成させる。
捉え方を変えるだけで、仕事に取り掛かる心理的ハードルがぐっと下がりました。
レポート提出にバッファを死守する
本の中でロケットスタートとセットで語られているのが、予備日の設定です。
仕事の期間が10日なら、最初の2日で8割終わらせ、残りの8日は「何もしない予備日」として確保せよ、という提案です。
これを通信制大学のレポートや課題に当てはめてみると、すごくしっくりきました。
-
提出期限の「数日前」を自分の締め切りにする
-
残りの期間は、急なトラブルに備えるバッファと割り切る
育児中の学びは、とにかく予定外の出来事との戦いです。
「週末に一気に仕上げよう」とギリギリに予定を組むと、子どもが熱を出した瞬間にすべてが崩壊してしまいますよね。
だからこそ本が教えるように、最初の数日で、不格好でもいいから最後まで書き上げてしまう。
あとの期間は、微調整と不測の事態への備えとして置いておきます。
この「仕組み」を取り入れてから、提出間際の「もう間に合わない!」という精神的なパニックが、驚くほど減ったと感じています。
まとめ
『なぜあなたの仕事は終わらないのか』は、一見するとバリバリ働くビジネスマン向けの本に見えるかもしれません。
でもその本質は、心にゆとりを持つための技術だと感じました。
- 完璧を目指して足踏みするよりも、まずは不格好でも形にする。
- 面倒な雑事は、忘れる前にその場で片付けてしまう。
仕組みを少し変えるだけで、明日からの景色がちょっとだけ軽くなるはずです。
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「8割で出す」と決めていても、いざ計画が止まると焦るもの。そんな時の具体的な立て直し方をまとめました。
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完璧を目指さないことは、挫折しないための大事な戦略です。「全部やらない」と決めてから、学びがぐっと楽になりました。