
育休から復帰して早2年。
在宅勤務なしでは学び直しには挑戦できていませんでした。
CADオペとして働きながら、通信制大学で建築を学ぶ社会人学生です。
育児のすきま時間に、少しずつ学び直しを積み重ねています。
そんな私がなぜ育児・仕事・大学の課題を回せているのか。
体力お化けだからでも、能力が高いからでもありません。
体力と気力を温存する環境を選んだから。
ただそれだけです。
この記事では、環境を整え意志力に頼らずに回している方法をご紹介します。
学び直しの土台は時間より気力
働きながら勉強するというと、まず「時間のやりくり」を考えがちです。
でも、実際にやってみて痛感したのは、時間はあっても、気力がなければ教科書は開けないという事実です。
満員電車でヘトヘトになって帰宅し、子どものお迎えから寝かしつけまでのバタバタを終えた後。
果たして勉強する気力が残っているでしょうか?
私には無理でした。
そこで、在宅勤務を選びました。
通勤で消耗するのを避けて、残った体力を勉強と子どもに使う。
これが私には合っていました。
在宅勤務×子育て×学びで感じたメリット10選
1.通勤時間ゼロ
在宅勤務だと通勤時間がゼロ。
朝の時間が増えると、体も心も予想以上に楽になります。
登園後にコーヒーを淹れて業務開始。
このちょっとした余白があるだけで、1日のスタートが穏やかになって、夜に勉強する体力も残ります。
2.満員電車のストレスから解放される
会社は都内なので、通勤となると満員電車は避けられません。
会社の最寄り駅に着いた頃には、既にヘロヘロです。
満員電車に乗らなくていいだけで、他のメリットがかすむくらいのメリットに感じます。
通勤で消耗していたエネルギーを、今は大学の課題に使えています。
3.急なお迎えにも即対応
自宅なので保育園からの「お熱です」の電話にも、10分で駆けつけられる距離です。
そのままかかりつけの小児科へ行くこともできます。
保育園児は、想像以上にお迎えの電話が来ますよね。
電話を受けてすぐに迎えに行けるので、精神的にもかなり楽になりました。
4.身支度が楽になる
自宅で働く日は化粧や服装の縛りもなく、自分の楽な格好で働けます。
身支度の時間も減ります。
夏は保育園までの往復だけで汗だくになるので、さっぱり着替えてから仕事を始められるのも地味ながら大きなメリットです。
5.仕事の合間の家事
洗濯を回すとか、朝散らかしたおもちゃを片付けるとか。
仕事の合間にちょっとした家事を片づけておけます。
おかげで仕事後の家事がぐっと減って、気持ちに余裕が出ました。
夜の自分時間も、家事ではなく勉強に使えます。
6.子どもにも優しくなれる
出社する日よりエネルギーが残るので、お迎え後も余裕を持って子どもと向き合えます。
出社の日は、帰ってきたらヘロヘロ。
申し訳ないけど、子どもの公園に付き合う体力が残っていません。
でも在宅なら、保育園の帰り道も遊びながら帰れます。
体力に余裕があると、気持ちにも余裕ができます。
勉強のためだけじゃなく、子どもに優しくいられるためにも、この働き方が気に入っています。
7.疲れたら床に寝転べる
HSP気質の私には、オフィスの視線や雑音がかなりのストレスでした。
家だとのんびり一人きりで仕事ができます。
疲れたら、ふーっと床に寝転ぶこともあります。
大の字になって伸びをするなんて、さすがに外ではできませんよね。
人目を気にせず休めるのは、在宅ならではだなと思います。
8.自分好みの環境で作業できる
CADオペレーターの私にとって、モニター環境は命です。
オフィスだと支給されたモニター1台で作業することもありますが、自宅なら自分好みのデュアルモニターにできます。
腰痛持ちなので、椅子も大事。
長く座り続けずに、しょっちゅう立ち上がって伸びをしたりもしています。
誰にも話しかけられず、淡々と図面に向き合う。
周りに人がいないほうが集中できるので、仕事の効率が上がりました。
9.出費が減る
在宅にするだけで自然と節約になる項目があります。
通勤用の服・化粧品・交通費・外食代などです。
ちょっとしたラテマネーを意識せずに減らせて、浮いたお金を自己投資や余暇に回せます。
10.夫婦の時間がとれる
在宅勤務がかぶる日は、夫婦でランチデートすることも。
子連れだと行きづらい焼肉ランチをしたりしています。
大人同士でのんびり話す時間は、良い気分転換になります。
感じたデメリット・注意点
家事が気になって集中できない
なんとなく、「家にいる=ちゃんと家事もしなきゃ」と思ってしまいます。
「明日のゴミをまとめておこう」とか、「洗剤が切れていたから補充しなきゃな」とか。
でも実際は、仕事中にそうそう他のことはできません。
家にいながら家のことができない自分に、罪悪感を抱くこともあります。
意識して仕事時間と家事時間を切り替えなきゃいけませんね。
電気代は上がる
光熱費、特に電気代が上がりました。
真夏はエアコンを日中つけっぱなしにするため、月3,000円ほどアップしました。
ただし、外出費用やカフェ代が減る分で十分に相殺できるくらいです。
快適に勉強したり仕事したりするための必要経費だと思えば、むしろプラスだと思っています。
「在宅勤務のデメリット」は人による
一般的に「在宅はここが辛い」と言われることも、性格や環境によってはメリットに反転します。
孤独になる?
人によっては、在宅勤務だと孤独を感じるのかもしれません。
私はHSPで内向型なこともあり、一人が大好きです。
仕事が終われば子どもと嫌というほど関わるので、仕事中はチャット+たまにWeb会議の距離感がちょうどいいです。
同じように人間関係に疲れがちな人には、在宅勤務は向いていると思います。
オンオフを区切るのが難しい?
自由すぎるとオンオフが付けられないと思う人は、あえて「監視」の強い環境を選ぶと良いかもしれません。
時給で働く人は、稼働時間をシステム管理されるケースが多いです。
終業時間になったらPCを消さないとバレるため、残業前に強制的に仕事が終了します。
この仕組みが、ダラダラ防止のストッパーになっています。
運動不足になる?
子どもがいると、嫌でも外に出ます。
保育園まで送り迎えするだけで、割と十分な運動です。
公園に付きあったり、家でも15kgの子を抱っこしたり、追いかけ回したり。
通勤で体力を使い果たさない分、子どもとの生活に体力を充てられるのは、むしろ健康的だと感じています。
在宅勤務も完璧ではない
良いことばかり書きましたが、在宅勤務も完璧というわけではありません。
特に、子どもが体調不良のときは在宅でも厳しいです。
出産前は「看病しながら働けるんじゃ?」と思っていましたが、解像度が低かったです。
活発な保育園児が家にいると、仕事どころではなくなります。
まとまった作業時間を取れるのはお昼寝の間くらい。
結局は休みを取ったり、病児保育に預けたりが必須でした。
在宅勤務は可能なのか?
在宅勤務が可能かどうかは、職種や業界に大きく左右されます。
求人を眺めても、在宅OKはエンジニアばかりですね。
ただ、それ以外の職種でも全くないわけではありません。
私は求人サイトで「在宅OK」「リモート可」などのキーワードをしつこいくらい検索し、今の職場に出会いました。
派遣会社の営業にも、在宅勤務前提で探してもらうようお願いしています。
時間はかかるかもしれませんが、常にアンテナを張っておくと、意外なところで良い職場に出会えるかもしれません。
まとめ
ワーママにとって、在宅勤務は単なる「楽な働き方」ではありません。
自分の時間・子どもとの時間・働く時間のバランスをとれる強い味方になります。
私にとっては、学び続ける気力を守るための、大切な土台でもあります。
今より無理なく自分らしく働きたいと思っている人は、ぜひ検討してみてください。
記事の中で触れた「具体的な働き方」についてはこちら。
👉 出社は時短で在宅はフルタイム:収入と学びを両立するハイブリッドな働き方
家族とのバランスをどう取るか、についてもまとめています。